100を超える部門のデータを統合・見える化し、効率的なデータネットワークセンターの構築を目指す!
導入事例:株式会社ビーイングホールディングス様
ロジスティクスの未来を探求する総合物流輸送企業グループのビーインググループ様。
そのグループの主体となる株式会社ビーイングホールディングス(以下、ビーイングHD)様は、グループ全体で100を超える部門のデータを統合・見える化し重要な指標を会社全体で共有していくことを目的として、キーウォーカーの「Tableauブートキャンプ」を導入されました。
Tableau未導入であったビーイングHD様がなぜ「Tableauブートキャンプ」を導入されたのか、その経緯と効果について、事業開発部長の北川 徹也様と同部の吉木 麻友様にインタビューさせていただきました。
物流に関わる全ての業務を担う総合物流輸送企業グループ
ーーはじめに事業内容についてお聞かせください。
ビーインググループは物流事業を主軸として、物流システム開発・車両整備・燃料販売など、物流事業とシナジー効果の高い事業を多角的に展開しております。
私たちビーイングHD事業開発部では、新しい物流スキームを考案したり、物流システム開発をメインに担っております。
100を超える部門の全データをタイムリーに統合・共有できる環境を構築したい
ーー「Tableauブートキャンプ」導入前に業務上課題となっていたこと
弊社グループは全体で100を超える部門が存在しますが、各種データを部門別で管理していました。そのためデータ管理が属人化しており、全部門のデータを統合するのに非常に手間がかかり、会社の重要指標がタイムリーに共有されていないことが課題でした。
経営判断のスピードを更に高めていくためにも、データ管理の属人化から脱却し、全社員で精度の高い情報共有ができるよう、データを見える化し重要指標をタイムリーに把握できる環境を構築するにはどうしたら良いかと考え、まずはBIツールを導入することに決めました。
データを可視化するだけでなくデータドリブンな体制を構築できそうだと感じた
ーーキーウォーカーを選んだ理由
BIツールを社内に導入するにあたり、6社から提案いただき検討しました。
その中でTableauを選んだ理由は、ただデータを可視化するだけでなく、私たちが目指すデータドリブンな組織作りができそうなメニューを含んだ提案があったからです。
キーウォーカーさんを知ったきっかけは、いただいた提案の中にキーウォーカーさんの「Tableauブートキャンプ」のメニューが入っていたことで知りました。「Tableauブートキャンプ」の内容を聞いた時に、自分達でダッシュボードを作成しデータに基づいた判断・アクションが根付く体制にできそうだと感じました。
ーー「Tableauブートキャンプ」を利用した効果
Tableauは全くの未経験でしたが、ブートキャンプ時に2つのダッシュボードを作成することができました。
また、ブートキャンプ後には6つのダッシュボードを作成・日々更新できるようになり、現在は運用に乗せることができているため、これまで時間と手間がかかっていたデータ統合・共有が効率化できています。
Tableauを使用できるメンバーが、ゼロから一気に複数名増えたこともとても大きい効果だと思います。
直接的で親身な提案・サポートが良かった
ーー「Tableauブートキャンプ」 の良かったところ
キーウォーカーさんのデータサイエンティストが親身になって提案・サポートしてくださり、直接操作方法を教えてもらえたのでわかりやすかったです。
また、こちらからの質問・要望に対して、一つ一つ回答をリストにまとめて資料にして渡していただいたことはとても助かりました。ブートキャンプ後、運用時にわからなくなった際振り返って確認することができたり、ブートキャンプに参加していなかった新しいメンバーも活用しています。
事業開発部 吉木 麻友 様
ーーキーウォーカーの評価についてお聞かせ下さい。
ダッシュボードができ上がるまでのプロセスにおいて、イメージ通りに対応していただき助かりました。
システム構築はコミュニケーションギャップが起こりやすいですが、それが全く無く進んでいった印象です。
また費用対効果も高かったと思います。
サプライチェーン全体でのデータネットワークセンターを構築し、より高度で効率的な物流の仕組みを作っていきたい
ーー今後の展望について
中長期的なビジョンとして、自社のみでなくメーカーや卸売企業、小売企業、運送会社ともデータで連携し、サプライチェーン全体で情報を共有するための「データプラットフォーム」のような仕組みを構築していきたいと考えています。
それが実現できれば、もっと日本の流通が画期的にコストを下げることができ、今消費者が得ている便益と利益を損なわずに、より高度な流通の仕組みを構築していく事ができるのではないかと思っています。
全体でのデータを活用する事により、無駄な生産や廃棄ロスを減らしたり、社会貢献にも繋がっていくと思います。
今後もデータを活用し、更に効率の良い物流を作っていきたいです。
ーーこの度はお時間頂きありがとうございました。引き続きよろしくお願いいたします。