【調査レポート】コロナ以前〜現在で、価格上昇率が高い家電カテゴリとは?1年間の月別平均価格も調査
~「家電カテゴリ価格調査レポート2023」を発表~

ビッグデータの可視化で経営の意思決定を支援する株式会社キーウォーカー(本社:東京都港区、代表取締役社⻑:小林 一登)は、「家電カテゴリ価格調査レポート2023」を実施しましたので結果をお知らせします。本調査は、当社が開発したWeb上の商品・価格データの自動取得サービスPricewalkerを使用しています。

調査レポートダウンロードはこちら:https://www.keywalker.co.jp/pricewalker_report202312.html

■ 調査の背景

昨今、ようやく収まりかけている新型コロナウイルス感染症や急激なインフレによって、消費者の購買を大きく左右する価格変動が激しい状況です。これを受け、ECサイトの家電カテゴリ価格の推移を可視化することによってその影響について調査しました。合わせてカテゴリ別に1年間の月別平均価格も調査しました。家電を買うタイミングの参考になれば幸いです。
本調査はWebスクレイピング技術を用いてWeb上のビッグデータを収集し、BIツールTableauによってグラフ化をしています。


■ 調査トピックス

■ コロナ以前から価格上昇率の高かった家電カテゴリ調査。最も高かったのは「美容家電カテゴリ」
コロナ以前からコロナ第1〜8波を通し現在に至る2019年8月から2023年10月までで、価格上昇率の高かった主な家電カテゴリは「美容家電:約190% ※2019年8月を起点とし2023年10月時点での価格上昇率」「健康家電:約180%」「リビング家電:約150%」という結果でした。いずれのカテゴリも2022年6月からの上昇率が高くなっています。

調査結果グラフ

■ コロナ以前から価格上昇率の低かった家電カテゴリ調査。低かったのは「電話機」「エアコン」「空調」

同様に、価格上昇率が低かった家電カテゴリは「電話機:約-35% ※同じく2019年8月を起点とし2023年10月時点での価格上昇率」「エアコン:約110%」「空調:約120%」という結果でした。「エアコン家電カテゴリ」は、調査期間中の大きな価格変動はないことが分かります。

■「エアコン家電カテゴリ」の買い時は、5〜7月

家電全11カテゴリの月別平均価格と年間価格変動率の推移を調査しました。「エアコン家電カテゴリ」は5月〜7月の価格が低く、10月に最も上昇する結果となりました。年間の最大価格変動率は約5%。

今回は家電のカテゴリベースで調査を行いましたが、家電の個体ベースでの調査も可能です。また、Web上にデータがある情報であれば原則どんな業界の情報でもこうした調査と可視化が可能です。今回の全11家電カテゴリの調査データとPricewalkerのご紹介ついてレポートにまとめましたので、もしご興味がありましたら以下のURLよりダウンロードしてください。
調査レポートダウンロードはこちら:https://www.keywalker.co.jp/pricewalker_report202312.html

調査概要

調査名称:家電カテゴリの価格調査レポート
調査内容:昨今の新型コロナウイルス感染症や急激なインフレに伴う家電カテゴリ価格の推移調査、
     全11カテゴリ
(美容、健康、リビング、空調、エアコン、電話機、洗濯機、冷蔵庫、調理、キッチン、照明)
調査手法:Webスクレイピング技術を用いたPricewalkerによる定量調査
調査期間:2019年8月1日〜2023年10月31日
調査対象:大手家電量販店ECサイト


■ 価格調査・価格最適化サービス「Pricewalker」

Pricewalkerとは株式会社キーウォーカーの「ShtockData」の技術を応用し、価格情報・商品情報の取得に特化した価格調査・商品情報取得自動化ツールです。
商品のカテゴリや名称、型番、価格、在庫数などの項目ごとに自動的に分類・整理してデータベースに格納し、必要な項目の価格データを一覧データとして提供します。
■サービス名:Pricewalker(プライスウォーカー)
■URL:https://www.keywalker.co.jp/web-crawler/price-crawler.html

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