自動認識ロボットクローラーによる企業情報サービスを開始

Bizwalker デモサイト

株式会社キーウォーカー(東京都港区 代表取締役真瀬正義)は、予てより開発を続けてきた、ページ自動認識技術を応用した、企業情報サービスの提供を開始した。

キーウォーカーは、Webクローリングサービスのトップ企業で、様々なニーズに応えるクローリングサービスを提供してきた。

同社は、さらに高度なWebブラウズコントロール技術の開発に取り組んでおり、全自動でWeb調査やビッグデータの収集をはじめとする、様々なニーズに素早く対応できるロボット型のShtockDataである、「Bizwalker」を開発した。

Bizwalker

Webクローリングとは、インターネット上のWebページの情報を巡回収集し、必要なフォーマットに整理して提供する技術で、Web検索サービス / Webマーケティング / 各種情報調査 / システム間のデータ結合 / SEOなど広範囲に利用されている。

人間には簡単に解釈できるWebページに掲載される情報でも、システムが必要な項目に分類して収集するには、パーシングと呼ばれる情報分類技術が必要となる。

  1. 従来は、調査対象のWebページ毎に合わせたプログラムを開発し、e-コマースページ内に掲載される、品番・商品名・説明文・価格・在庫・写真などを分類取得していた。
  2. 100カ所のe-コマースサイトを対象としたマーケティング調査などを行う場合は、100種類のプログラムを作成する必要があり、時間とコストが掛かるサービスであった。
  3. 今回キーウォーカーが開発した「Bizwalker」の持つ自動認識技術では、システムがページの特徴を認識するので、必要なページをクローラーが自ら発見した後、そのWebページに掲載された情報を自動的に分類収集する事が出来る。
Bizwalker

キーウォーカーは、先ずこの認識技術を企業が提供する「会社案内ページの情報収集」に応用した。

現在は、殆どの企業が自社の会社案内や製品/サービスの案内をWebページで発信しているため、これらの情報を巡回収集することで、常に最新の企業情報を整理して活用することが可能である。

  1. 時系列にこれらの情報を蓄積することで、企業ごとの資本金や従業員数の変化・所在地移転の経歴・取扱商品や新規事業の変遷などを、時系列に調査することも可能となる。
  2. 「Bizwalker」に、シードとなる企業のトップページなどのURLリストをセットすると、ページから派生するリンクを巡回し、企業案内ページの特徴を自動認識して、データを下記の様に自動分類しデータベース化する。
  3. 会社名・郵便番号・所在地・電話番号・FAX番号・設立年月日・資本金・代表者名・主要株主・主要取引先・主要取引銀行・業務内容…
  4. 従来のShtockDataは、これらの項目を相手毎に合わせてプログラミングする必要があり、大量の企業情報の収集には不向きであったが、Keywalker「Bizwalker」は、自動認識技術によりこれらの項目を詳細に分類し整理格納することが可能となった。
  5. キーウォーカーでは、「Bizwalker」の応用分野を、e-コマースの商品情報・中古車・不動産・プレスリリース・ニュース・グルメ情報・旅行や観光情報・各種口コミ・動画・写真など幅広い分野に広げるべく、開発を進めている。

「RPAへの発展」

さらに、キーウォーカーでは、「Bizwalker」を応用した、オフィス業務の自動化システムを開発している。これにより、オフィスワーカーの負担軽減やリソースの省力化を目指す、Robotic Process Automation(RPA)分野でのサービス提供を計画している。

RPA分野では、業務の効率化にとどまらず、統計処理やディープラーニングなどによるテキストマイニングに加え、同社が得意とする日本語分析技術などを組み合わせ応用することで、取り扱うビッグデータの分析、コンテンツマッチ、みえる化、自動分類などの意思決定支援サービスにも対応する。

このリリースのお問合せ先

株式会社キーウォーカー
担当:山本
電話:03-6384-5911
メール:sales@keywalker.co.jp

ShtockData

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